インターネットブラウザの普及によって情報のやり取りがスムーズになりましたが、ただその裏側で増えているのがスパムメールといった迷惑メールの増加です。迷惑メールが送られてくるルートは大きく分けて3つあります。
一つ目は、メールの複数送信機能を利用して構築した文章を不特定多数のアドレスに無作為に送るという形です。
二つ目は、ブログやホームページを作成した際に登録したアドレスに向かってメールを送信するという方法になります。
そして三つ目は、法外な報酬と引き換えにアドレス情報を入手したり、メールのやり取りをする際に違法な手段で入手することで送るという形です。
本来メールアドレスは、ブラウザの企業側が厳重に守っていますが、違法とは思えない文面と画像で工夫することで閲覧した人をひっかけるタイプが横行しています。また、迷惑メールは削除しても何度も送られてきます。
もし違法サイトであると分からずに開いてしまった場合、そのサイトに寄生させたウィルスをパソコンに送り込まれたり個人情報を入手し悪用されることも考えられます。そのような状態にならないためにも、しっかりと迷惑メールの存在を認知し対処するのが望ましいです。
その対処法の一つがフィルタリング機能を利用することです。
フィルタリング機能とはパソコンや携帯電話から接続するインターネットのサイトや時間帯を制限するサービスで、ネット企業がこぞって研究開発し発展させている機能です。フィルタリングはブラウザやブログやホームページの企業にチェックをお願いすることで企業側が率先して自動で弾いてくれる機能と、手動ではありますが弾いてほしいキーワードを記載することによって関連ワードが送信されたら守ってくれるという機能です。
どちらの機能にしても、個人情報のやり取りを行うのであればしっかりとフィルタリングを行うことが使用者の責任といえます。