スマートフォンには機内モードと呼ばれる機能がついています。これは飛行機に乗ったときにユーザーが設定するモードのことで、スマートフォンが行っている通信を遮断し、運行に支障をきたさない為のものです。
通信だけを遮断するため端末自体の操作には問題ありません。
このモードへ切り替えるには、スマートフォンの画面上部から下方向に向けてなぞり、引き出されたメニューにて設定します。多くの端末では飛行機をデザインしたアイコンがあるはずです。
これをオンにしておくと、すべての通信が遮断されます。機内に乗り込む前にこの機能を忘れずにオンにしておきましょう。オンに設定すると、画面上部に飛行機のマークが表示されるので確認できます。再びスマートフォンを使って通信を行いたいときには、同様の操作でアイコンを呼び出し、再度タップすることでモードをオフに戻すことができます。
手順は端末により異なるので確認しておくと良いでしょう。
飛行機に乗り込む際に欠かせない機内モードですが、実は普段の生活の中でも使いこなすととても便利です。と言うのもこの機能をオン・オフするだけで、全ての通信を遮断できるからです。
例えば会議や勉強中のように、スマートフォンへ誰かからかかってくるのを遮りたいと思うことはないでしょうか。そんなときにそれぞれの通信設定を一つずつオフにしていると、時間も手間もかかってしまいます。
場合によってはオフにするのを忘れて、突然の通信にストレスを感じることもあるかもしれません。そこで機内モードを使えば、あらゆる通信の遮断を一括で行うことができます。
操作的に手間を省けるため楽に感じるのではないでしょうか。戻すときも少ないタップ数で実現できるため、手間に感じることもないはずです。
スマートフォンのバッテリーを長時間もたせたいときにも、この機能は役立ちます。スマートフォンは使っていないときにも、データの確認などに何らかの通信を行っているからです。これは電池の消費を加速させてしまうため、機内モードでオフにしてバッテリーを節約するのはおすすめです。