常時接続

常時接続とはインターネットに常に繋いでいる状態を指します。近年では多くの企業や家庭において常時接続が進んできました。デスクトップパソコンやテレビやゲーム機などには、LANケーブルを差し込むスロットがあります。スロットにケーブルを常に挿入するだけで常時接続の環境が構築可能です。ネットが市民に普及し始めた当初は、手動でネット回線に接続する作業が必須でした。

ところが近年ではLANケーブルを差し込むだけで常時接続が安定的にでき、初期設定をセットアップの時に済ませれば後は半永久的に自動的にネット環境が得られ、ブラウザアプリを開くだけで即ネットサーフィンが出来ます。特に据え置き型の製品の場合、物理的にケーブルを挿しやすく固定もしやすいため、常時接続の環境が構築・維持しやすいです。

対してスマートフォンやタブレットやノートパソコンや携帯型ゲーム機などもWi-Fiを使う事で常時接続が可能となりました。普段からキャリアの電波の活用している方は、自宅やフリースポットに近づいたときに手動で切り替えなければいけません。LANケーブルがなくてもWi-Fiがあり、自動接続の設定を済ませる事で、携帯型の端末でも常にネット接続が出来ます。

常時接続のメリットですが、素早く情報収集が出来る点です。ブラウザアプリやSNSアプリを起動するだけで瞬時に見たい事や知りたいデータが閲覧出来ます。読み込みの速度も良好で、他の媒体とは違い、時間帯やシチュエーションに左右されません。

次に常時接続している事で、アプリやOSにアップデートがあった時、リアルタイムでその存在を通知してくれます。スマートフォンやタブレットのアプリには時々バグや脆弱性が含まれています。Wi-Fi環境があれば、即通知を出してくれますので、迅速に更新が出来ます。

OSによってはバックグラウンド処理で大型アップデートのデータを取り寄せます。常時ネット環境がある事で、アプリの更新が捗り、OSのアップデート処理もサクサクと進められるのが利点です。

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