XGP

XGPとはeXtended Global Platformの略で、移動体通信で利用する無線ネットワークシステムのひとつです。
PHSで利用されていたマイクロセルや自律分散などを引き継ぎ新たに策定され、最新の無線技術を採用することにより大幅にデータ通信の速度が向上しました。

2005年にウィルコムが総務省より予備免許、2006年には実験免許の交付を受け実証実験を重ね、当時としては驚異的な上り下り共に20Mbpsを達成しました。
2007年5月には総務省で広帯域移動無線システムBWAの事業者の免許方針案の策定が行われ、第3世代携帯電話事業者との出資比率が3分の1以下でなければならないなどの条件が出され、ウィルコムは免許申請にあたってそれらの条件を満たした新会社を設立しました。

そして、同年12月にはウィルコムが広帯域移動無線アクセスシステムBWAの事業者として認定を受け、2009年には東京都山手線周辺の一部エリアでWILLCOME CORE XGPとしてサービスが開始しました。
移動通信に新たな時代の幕開けと思われた矢先、2010年には同事業が財政面の負担をもたらしたとして、ソフトバンクなどが出資する新会社にXGP事業部を譲渡しました。

2011年にはソフトバンクグループのWireless City Planningにより下り最大110Mbpsを実現する新規格のAXGPが登場し、モニターサービスの募集が開始されました。
2012年にはWireless City PlanningによるXGPサービスの終了によりその歴史は幕を閉じ、既存ユーザーは新サービスへの切替か解約を求められ、同年にはソフトバンクでは、Wireless City Planningが提供しているAXGPを利用したSoftbank 4Gがスタートしました。

PHSの黎明期から多くのユーザーに快適なデータ通信を提供し続けてきたXGPでしたが、現在はAXGPに姿を変えてその理念は引き継がれています。

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