Googleが提供するモバイル決済サービスがAndroid Pay(アンドロイドペイ)です。国内においては2016年12月よりサービスが提供されており、2018年2月にはGoogle Payに統合され現在に至っています。統合されたことで名称自体もGoogle Payと呼ばれており、システムとしてはGoogle Playからアプリをダウンロードすることで簡単に利用することができます。
Google Pay(旧Android Pay)はスマートフォンを使った電子決済であり、利用をするにはおサイフケータイ対応端末となるAndroid OS 4.4以降の機種が必要です。アプリをダウンロードすることで準備は完了になり、カード情報を読み込むことで対応する店舗等で利用することが可能になります。実際の利用では非常に簡単に行うことができ、具体的には店舗等にあるスマートフォン読み取り端末にかざし、決済音が聞こえれば清算が完了します。
モバイル決済のメリットは大きく2つの内容があり、スキミングの心配がない点、少額決済が可能である点を挙げることができます。中でも少額決済は利便性が高く、例えばコンビニなどでの買物や自販機など、おつりや小銭に煩わしさを覚えることもありません。
機種によっては遠隔ロックが可能なものもあり、万が一の紛失でも安心して利用することができます。また、画面ロックの他に端末データを遠隔で消去することもでき、最近では指紋認証が簡単に行える機種も販売されています。もともとGoogle Payのセキュリティは非常に高く、重要なことは操作に必要となるアカウントとパスワードを忘れないようにしておくことがあります。
Google Payではいつでも端末に好きなクレジットカードを読み込ませることができます。電子マネーは現在4種類が利用可能になっており、具体的には楽天Edy・nanaco・Suica・WAONのいずれかで清算することが可能です。注意点はnanacoのみがGoogle Payからクレジットカードチャージできないことがあり、便利に使うには同時にnanacoアプリをダウンロードする必要があります。