プロバイダー

インターネットへの接続はプロバイダーなしではできません。
自宅にある無線LANルータをADSLや光回線などのラストワンマイルを経由して、インターネットサービスプロバイダーのネットワークへ接続します。そうすることでグローバルアドレスを一つ割り当ててもらい、実際のインターネット通信ができるようになります。
自宅の無線LANルータはNATという機構を使って、その配下のパソコン群にそれぞれプライベートアドレスを割り当てた通信を実現します。

NATの仕組みを使うと、グローバルアドレスが一つだけでの消費で済みます。複数のパソコンが、パラレルに多数のウィンドウを使ってインターネットへアクセスする場合、これらの最小単位のウィンドウで異なるポート番号を割り当てて一つのグローバルアドレスと組み合わせて使うようにします。そうすると、この2つの組み合わせで全ての接続が一意に識別できるため、何の問題もなくネットワークの利用が実現できます。

インターネット黎明期は、これが足りなくなるまで期間があったので企業や個人での利用を節約していませんでした。ネットワークへ接続するときに1台のパソコンごとで割り当ててしまっていましたが、その後、技術の発展と進化の影響を受け、枯渇することに気がつきました。
このようにプロバイダーはいろいろと工夫をして世界の発展に寄与しています。

この他に、ユーザーのセキュリティ対策やネット犯罪の抑止力強化のための機構も多数考えられて実施が施されています。
ホームページを持って公開したい場合、WEBサーバーの所定のフォルダを有料で貸し出してくれるサービスもあります。今ではクラウド事業者もたくさんありますので、そちらを利用しても良いでしょう。
どこのプロバイダーを選んでも、費用やサービスに大きな違いはないと思いますので、どうせなら、大手のプロバイダーを使うのが無難です。必要に応じてクラウドも利用すると良いです。

関連記事

  1. メタル回線

  2. App Store

  3. IMT2000

  4. NTT加入権

  5. EGW

  6. スループット

>