SMSとは、「Short Message Service(ショートメッセージサービス)」の略称のことです。相手の電話番号を指定して、携帯電話間でメッセージのやり取りができるサービスを指します。
通信に必要なのは電話番号のため、相手のメールアドレスを知らなくてもメッセージのやり取りをすることが可能です。日本語の全角なら数十文字、英数字の半角なら百数十文字程度までの文字を送受信することができます。
1通の送信で数円から数十円課金される場合が多いですが、同キャリアや家族などのやり取りが定額または、無料になるプランを設定できる場合もあります。このプランについては、キャリアによって異なりますので各キャリアの公式サイトなどから確認してみてください。
2011年頃までは、同キャリア同士でなければ通信をすることができませんでしたが、現在では他のキャリア同士の通信もできるようになりました。
名前がよく似ているMMSはSMSの拡張版で、文字以外にも音声や画像、動画を送受信することが可能です。こちらはSMSとは違い文字数などの制限はありませんが、データ容量によって送信側も受信側にも相応のデータ通信料金がかかりますので注意してください。
データ通信料金(パケット通信料)とは、通話以外のサービスを利用したときに発生する料金のことで、例えばインターネット接続やアプリの通信、メールの送受信などにかかる料金がデータ通信料金に影響します。料金についてもキャリアが提供しているアプリから確認することもできますので、ぜひ活用してみてください。自分がどのくらい使っているか知ることで、節約したりプランを変更したりするときの参考にすることが可能です。