プラチナバンド

プラチナバンドとは、携帯電話やスマートフォンなどの移動体通信用に割り当てられる周波数帯のひとつで、UHF帯の一部の700MHz帯から900MHz帯を指しています。

かつては800MHz帯がプラチナバンドと称されていましたが、テレビ放送が地上デジタル放送へ移行することで、アナログ放送で使用していた700Mhz帯に空きが生じたのと同時に、新規参入した通信事業者からの要望が数多く寄せられたのを期に、2012年には再編が行われ700MHz帯から900MHz帯がプラチナバンドに含まれるようになりました。

NTTドコモとauは700MHz帯と800MHz帯を使用し、ソフトバンクは700MHz帯と900MHz帯が割り当てられており、900MHz帯の一部はタクシー無線などでも使用されています。
プラチナバンドで利用する帯域の電波は、従来の1.5GHz帯から2GHz帯の周波数帯と比較して、空気中での減衰率が小さいだけではなく、直進性が高く遠くまで届くのに加えて、鉄筋コンクリートの高層建築物のあるエリアや、山間部など障害物が存在しても寸断されること無く回りこんで届けられるため、安定した通信を行いやすいことから携帯電話やスマートフォンの用途に向いています。

さらに利用する周波数帯が増えて、ユーザーが利用する電波が分散することで混雑の緩和や安定した電波環境の構築が期待できます。
また、プラチナバンドは周波数が低いほど遠くまで届くので、少ない基地局で幅広いエリアをカバーできますが、各事業者に割り当てられた2つ目のプラチナバンドのうち、最も高い周波数の900MHz帯が割り当てられたソフトバンクでは基地局の増設で対応し、人口カバー率99.9%を達成しています。

このような質の高い周波数帯には帯域に限りがあるだけではなく、総務省から正式に認可を受けた事業者しか利用できないことから、高い価値を持つとしてプラチナバンドと呼ばれるようになりました。

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