フェイク着信
なんとなく相性が悪い人や今は会話したくない人と向き合った時、丁度電話が掛かったきたようなふりをしてその場をやり過ごした経験はないでしょうか。しかし、うまく騙せたつもりでも相手は嘘だと気が付いている可能性があります。そんなことになれば人間関係も上手くいかなくなり、自分の立場が悪くなることも考えられます。
もっと上手に電話が掛かってきたふりをするには、携帯電話の機能の一つであるフェイク着信が便利です。これは一部の携帯電話で使用することが出来るのですが、着信しているように見せかけることが出来る機能です。
気が進まない飲み会や、他の用事があってすぐに帰りたい時、苦手な相手とばったり会った時など、着信があったふりをして会話しているように仕立て上げることで、円満にその場から逃げることが出来ます。また、夜道の一人歩きなどで通話しているふりをすれば痴漢などに狙われにくくなり、犯罪を未然に防ぐことも可能でしょう。
設定の仕方ですが、フェイク着信機能がある携帯電話の通話キーを長押しするだけで、通常通りの着信音が鳴り通話中であることを表すLEDランプもつきます。このフェイク着信では通話料金が発生することは無く、携帯電話の機種によってはフェイク中も通話が可能となっています。また、携帯電話本体にある機能ではなく、アプリでもフェイク着信を利用することが出来ます。誰からの電話なのか、いつ着信が来るのかもあらかじめ設定することができ、不自然ではないニセ着信電話が可能です。
着信画面で「実家」や「お父さん」「お母さん」などが表示されるので、それをさりげなく相手に確認させることで無理なくその場から立ち去ることもできるでしょう。また、苦手な相手や現場から逃げるためや犯罪防止のためだけでなく、友達同士での遊びとして使用することもできます。
使い方によっては非常に便利な機能ですが、あまりにも頻繁に使うと怪しまれる可能性もあるので、使用頻度を考え相手によっては控えたほうが良い場合もあるかもしれません。