フルMVNO

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大手携帯キャリアから通信網を借りてモバイル端末向けの通信サービスを提供している通信事業者がMVNOであり、格安SIMサービスの拡大に伴って様々な事業者がMVNOとなりました。MVNOは独自のブランド名で商品やサービスの販売ができますし、顧客の管理や課金などが行える一方で回線の借り主であるMNOのように認証や無線アクセスなどすべての管理作業が行えるわけではありません。そんな中有力なMVNOの一社であるIIJがフルMVNOという新しい形の通信事業者となったことで大きな話題となりました。

従来のMVNOをライトMVNOと表現しますとフルMVNOには大きな権限とメリットがあります。
最も大きなメリットとしてまず挙げられるのが独自のコアネットワークを持つこと、さらにその管理が行えることとなります。ライトMVNOの場合はホストとなっているMNOのみ事業者間接続が可能と制限があったのですが、フルMVNOの場合独自のコアネットワークがあるためホストのMNO以外のMNOとも事業者間接続が可能となったのです。

また独自のSIM発行が可能なこともフルMVNOの大きなメリットです。ライトMVNOの場合はホストからまるごとSIMカードを借りていたためホストが発行していない形状のカードの取り扱いができませんでした。しかしフルMVNOは独自のSIM発行が可能なため、例えばeSIMのような利便性の高いSIMを独自に発行して、より魅力的なサービス展開が可能となったのです。
実際にIIJは将来フルMVNOの特徴であるSIM発行の権利を活用してeSIMの発行を目指すことを公表しています。もし、それが実現すれば私たちはより快適に海外旅行や海外出張へ行くことができます。

フルMVNOの誕生や成長は私たちの生活にも好影響をもたらすと言っても過言ではありませんし、今後はIIJ以外にもフルMVNOが誕生することが期待されているのです。

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