AppleID
AppleIDとは、iPhoneやiPadなどのApple社で販売されている端末(パソコンも含む)を利用する際に必ず設定する、個人の管理アカウントです。大小のアルファベットや数字・記号を組み合わせて設定します。製品を買って初期作動する際に設定を求められ、AppleIDとパスワードを設定することによって、Appleの全ての機能・サービスにアクセスすることができます。
AppleIDはそのままメールアドレスとユーザー名としてあらゆるコンテンツを使用している際に表示されます。そのため、IDを忘れてしまう、という心配はほとんどないのですが、普段から「TouchID」という指紋認証で済ませている人は、パスワードを忘れてしまう人が多いようです。忘れてしまった場合はすぐに再発行ではなく、パスワードを初めて設定した際に決める「秘密の質問」への回答をし、それに正解することで、もう一度パスワードを決めることができます。この「秘密の質問」には、「幼少期を過ごした場所」や「初めて飼ったペットの名前」などがあります。
AppleIDが必要になる場面は、ひとことで言うと先ほどの「Appleの機能・サービスにアクセスする場合」ですが、もっと簡単に言うと、App Storeでアプリケーションをダウンロードする時や、iTunens storeで曲を買う時、iCloudにバックアップをとる時、iPhoneをなくしてしまった際に使う「iPhoneを探す」という機能を使う時です。他にもたくさんのサービスがありますが、主にAppleIDが必要になるのはこれらの場面です。
そして一番のポイントが「複数のデバイス(いくつかのiPhoneなどの媒体)に同じAppleIDを登録することによって、その登録をしたデバイス全てで同じようにメールを受信・送信できたり、同じ音楽を共有出来る(聴くことができる)」という点です。パソコンと携帯で受け取れるメールが一緒になると作業効率も上がると思いますし、この端末でないとこの作業ができない、などの悩みが解消できます。