Bluetooth

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Bluetoothとは、製品間でデータの伝送を行うための無線通信の技術です。データの伝送と言えば直接ケーブルを接続して行う有線接続が一般的でしたが、それに代わってケーブルをつながなくともやり取りできることからこの技術は急速に普及しつつあります。特にスマートフォンのようなモバイル端末での導入が進んでおり、今では標準で搭載していない端末は見かけないほどの浸透をみせています。

ケーブル無しで接続できるBluetoothはとても使いやすい技術ですが、少しずつ改良も加えられており、その規格もバージョンアップしています。Bluetoothに対応した製品同士を接続させることをペアリングと呼びますが、規格が一致しない場合にはうまく接続できないことも考えられます。使う際には双方の製品が対応しているBluetoothの規格を確認し、それぞれペアリングできるのか調べておくとトラブルシューティングに役立ちます。

最も初期の段階に設定された規格は、1.0bとなります。基本的な機能に関してはすでに搭載されていたものの、まだ製品に採用されるほどには普及しませんでした。初めて普及したのは、その次の規格である1.1です。ただし帯域の近い無線LANとの電波干渉が見られたため、その対策を盛り込んだバージョンアップもなされました。

大型アップデートとなった2.0では、大容量のデータをやり取りする際に通信速度を切り替えることができる機能が追加されました。もともと少ないデータのやり取りを想定して設計されたBluetoothでしたが、データサイズが大きくなる状況に対応した形となります。2.0はペアリングを簡素化した形の2.1へと進化しました。Bluetoothはマウスやキーボードの接続にも採用されていましたが、これらの製品は人が操作しないスリープ状態の時間も長く、その場合に消費電力を減らせる改良も実施されています。

よりデータ伝送速度の高速化を実現したのが3.0です。新たに無線LANの一部を利用できるようになったため、最大通信速度は24Mbpsにまで上げられました。さらに前バージョンの設計思想を引き継ぐ形で、電力の効率利用にも力が注がれています。

Bluetoothの大きな転換点となったのが4.0です。このバージョンからは家電製品などとの連携も目指されており、格段に進化した省電力機能が搭載されました。これにより安定した電力が供給されないような製品、例えばボタン電池で駆動しているようなものでも無線通信のインターフェイスを備えられるようになったのが特徴です。

最新版であるBluetooth5.0では、省電力機能に複数のデータレートが定義され、到達距離に関しても一部においては向上しています。

これらの点を踏まえて、Bluetooth製品を使うときにはその対応している規格を意識する必要があります。多くの場合は商品パッケージやウェブサイトでのスペックに記載されているので、それらを確認しておくと購入したのに接続できなかったといった事態を防ぐことができます。

ペアリングの手順についても見ておきましょう。通常は製品に同梱されている取扱説明書を見ることで接続できますが、うまくいかないときにはこの手順を理解しておくことで対策法が見つかることもあります。

まずはじめに行うのが、どちらかの機器から信号を発することです。これを探索可能状態といい、製品にBluetoothのロゴが印刷されたボタンがあるのでそれを押すことでその状態になります。さらにもう一方の機器でも同じようにボタンを押すと、接続可能な機器の一覧が表示されるので任意のものを選択します。ここで認証するための鍵であるPINコードの入力が求められるので、指示されたとおりに入力すれば接続完了です。

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