BYOD

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BYOD

BYODとは”Bring Your Own Device”の略で、「自分の端末を持ってこよう」という意味です。でも、これだけだとよくわかりませんよね?自分の端末を持ってくるのは当たり前じゃないかと思ってしまいます。実はこれはビジネスシーンで使われる言葉なのです。つまり、自分自身が持っているパソコンやタブレット、スマートフォン等の端末を仕事に使うことを意味します。欧米、特にアメリカで普及しているやり方です。

このBYODには多くのメリットがあります。一番わかりやすいのは、端末の購入費用の削減です。社員が自分の端末を使いますから、会社は仕事用に購入する必要はありません。また、様々な維持費用も不要になります。更に、社員が普段から慣れた端末を使うことで業務の効率が上がることが期待できます。また、端末を会社が管理しない為、端末入力を理由として社員が会社へ帰る必要もありません。社員からすれば、複数の端末を持たなくて良いこともメリットにあげられるでしょう。

一方で、デメリットです。個人の端末である以上、管理は全て社員個人個人に任される(当たり前ですが)わけですから、盗難や紛失した際の情報漏洩リスクです。同様に、サイバー攻撃やウイルス感染も大きな懸念材料です。日本の大企業の多くがBYODに踏み切らないのは、この理由によるものです。また、労務管理に会社のPCを使っている企業であれば、この方法を根本から見直す必要がでてきます。更に、社員側からみればデータの受送信費用等をどう負担するのかといったことも懸念材料になるでしょう。

上述したように、日本の大企業でBYODはあまり導入されていませんが、中小企業では比較的多くの企業で活用されています。メリットもありますので、一概に悪いとはいえません。しかし、導入に当たっては、デメリットへの備え、すなわちセキュリティ対策をしっかり構築することが必要でしょう。

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