W-CDMA

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W-CDMAは第3世代携帯電話の無線アクセス方式の事であり、ITUで策定され、3GPPで標準仕様の開発が行われていました。
W-CDMAのベースになっているのは、欧州を中心に世界的に普及したGSMであり、UMTSとも言われています。W-CDMAでは1.25MHzや5MHz幅の帯域を用いおり、回線交換をする事で音声通信やISDN互換の64kbpsデータ通信及び384kbpsのパケット通信を実現します。FDD-CDMAの無線インターフェースを採用しており、基地局間の同期・搬送波間のガードバンドが不要となっています。
W-CDMAのチャンネル分離にはOrthogonal variable spreading factorcodesを使用しており、拡散符号にGold系列を使用し、上下1500回/秒の電力制御を行っているのが特徴です。
チップレートに関しては、1.25MHz帯域において1.024Mcps、5MHz帯域において3.84Mcpsとなっています。音声符号化方式にはGSM-Adaptivemultirateを使用しており、高音質を実現出来る拡張仕様のGSM-AMR-WBも音声符号化方式に使う事が出来ます。

W-CDMAが使用している周波数帯は国毎に異なっており、日本などのアジア諸国や欧州など諸国では2100MHz帯を利用しており、アメリカやカナダなどでは1900MHz帯、日本や英国・豪州やタイ王国などでは900MHz帯であり、米国やオーストラリアなどでは850MHz帯を使用しています。
しかし、近年では、W-CDMAよりも高速で音声がクリアなLTEAdvancedに切り替わってきており、次第にW-CDMAの役割が終わりつつあります。そのため、多くのユーザーはLTEベースのモバイル回線を活用するのが一般的です。現在でもW-CDMAは各国で使えますが、対応端末が生産終了になるなど時代と共に消費者が利用出来る回線は変化しています。

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