着信制限
着信制限は携帯電話を扱うときに利用者の安全と安心を得るための設けられているセキュリティ機能の一つです。受信者が電話やメールの着信相手を制限することによって使いやすいようにカスタマイズすることを指します。
最近の携帯電話では受信者側で指定する電話番号を拒否することができます。公衆電話、アドレス帳登録外などといった電話を拒否して特定の相手のみに通話するようにすることも可能です。このように、さまざまな相手先別に設定が可能な機種が多くなってきており、便利になっています。業者による宣伝や迷惑電話・迷惑メールの防止などに使われ、成果をあげている方法です。
ただし、着信制限は割込通話サービスには対応していません。もしも割込通話サービスを申し込んでいる場合、通話中に電話がかかってくるとすべて着信する仕組みとなっています。通話中の着信は表示画面によって相手を確認するようにしましょう。
着信制限をかけるときのやり方は、まず電話のマークがあるアプリをタップします。そして、メニューから「通話設定」をタップします。これは、デザインなどは違うもののすべてのスマートフォンに共通しています。
着信拒否設定をタップしたら、着信拒否をオンにすれば完了です。拒否する着信の種類は、主に電話帳登録外からの着信・非通知の着信・公衆電話からの着信・通知不可能な着信などから選ぶことが出来ます。設定したい拒否する着信の種類をオンにしておくと良いでしょう。また、この設定を解除するには設定をオフにするだけでできますので簡単です。
注意点としては、端末によっては個別に着信拒否できない機種も存在することです。その場合は、ドコモ・au・ソフトバンク・Y!mobileなどの各キャリアが提供する迷惑電話サービスを利用することで対処することが可能です。番号を指定して着信拒否ができ、この場合ではサーバーで拒否する仕組みとなっているため、携帯電話の着信履歴に残りません。いちいち着信履歴で嫌な相手の電話番号をチェックしなくても良いメリットがあります。