Retinaディスプレイ
Retinaディスプレイとは主にapple関連の端末に搭載されている液晶パネルの事です。現行モデルのipadやiPhone、アップル製ノートパソコンに搭載されています。
Retinaディスプレイの特徴として最初に挙げられるのが解像度の素晴らしさです。解像度とは要するに画面の細かさであり、その数値が高い方が画像を綺麗に表示させられます。
Retinaディスプレイと旧型のパネルでは単純比較で解像度の差が2倍位離れており、これは他社の一般的なスマートフォンやタブレットとも同じです。要するにRetinaディスプレイが採用されている現行のiPhoneやipadはライバル社の物よりも2倍以上画面が綺麗であり、液晶パネルのサイズこそ平均的でも、いわゆる体感的には非常に広く綺麗に感じられるのは、Retinaディスプレイのおかげです。
次のRetinaディスプレイの利点ですが、コントラストのメリハリがはっきりしている点でしょう。一般的なデジタル機器はRGB形式で色を表現しており、赤色や青色などの原色の表現は得意ですが、色や黒や淡い表現が苦手です。
そのため一般的なスマートフォンやタブレットだと映画やネット動画の品質が正しく鑑賞出来ません。翻ってRetinaディスプレイ搭載のアップル系の機種であれば、コントラストが明確に表現出来るパネルなので、特に黒や白の表現に長けおり、淡いグラデーションも綺麗に再現し、なおかつ解像度自体が極めて高いため、映像の細部や人間の顔の微妙な表情まで的確に感じ取れます。
一見するとどれで見ても同じ様に見えるモノクロの電子版新聞や活字の電子書籍や漫画本なども、Retinaディスプレイの高品質な黒白表現のおかげで、紙以上にリアリティが感じ取れるため、普段からiPhoneやipadで読書を嗜む方には恩恵が大きいはずです。発色は豊かですが、目に刺さるような輝きはなく、むしろ自然な光に近いため、眼精疲労のリスクも低いです。